世界には、とてもたくさんの人が居て。
山には、ケモノ。
海には、サカナ。
空を飛ぶ、トリ。
大地には、花。
夜空に、星々。
数え切れないほどの、存在=イノチにあふれてる。
そのどれもが、個性を持っていて...
ひとつとして、同じカタチはないと言う。
こんなにたくさんなのに。
すべては一つ一つ違うなんて。
神さまは、この小さな砂つぶと、隣の似たような小さな砂つぶと。
その違いを...その個性を、見分けることができるんだろうか。
そして、大勢の人々の中で。
ちゃんと私を見ていてくれてるんだろうか。
私が神さまだとして。
私のカラダが世界全体だとしたら...
私は、自分のすべてをちゃんと、わかっているのかな。
手の指の一本一本なら、見分けがつくとして。
髪の毛一本一本って言われたら、全くわからなくなる。
私の髪の毛の一本一本にも、個性とイノチはあるのかな。
指紋がどんな模様してるか...手を見ないで思い出して描いてみろ...って言われても、きっと描けない。
今、上下に何本の歯があるのかも、
数えてみなけりゃわからない。
.....なんだ。なんにも知らないじゃないか。
表面的なところしか、わかりやすいところしか。
自分の気にかけるところなら、よく知ってるのに。
知らないのか、知りたくないのか。
今、私たちは.....
外の世界を知りたくて出かける旅に、もう飽きた。
一番知りたいのは、自分だ。
そう思っている人、たくさんいるよ。
自由だろうなぁ。
自分の中だもん。
赤信号も次の便の待ち時間も。
立ち入り禁止も乗り遅れも何もない.....
はず。
でも、外に興味があるように見えても。
実は、自分自身に向かってるんだ。
それを味わっている、自分に。
知らないことを知って、嬉しくなる私。
美しいものを見て感動する私。
悲しい真実を前に、強くあろうと前を向く私。
人は、たくさんの景色を前にしながらも。
いつもいつもそれを自分のうちっかわに照らし合わせる。
あなたの旅のカタチ。
私の旅のカタチ。
風の旅のカタチ。
そして、ともに巡るそのカタチ。
時空を超える旅のカタチ。
旅の中で、出会うんだ。
自分だけの『いのちのしま』に。
来月より、九楽章始まります。
ho ei ya ho ♪えま
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