「君が、君自身であるために。
君のリズムで、踊るために。
自分が共鳴している波がなんなのか...
そんなこと、考えたことある?」
共鳴...って言われても.....
何に共鳴しているんだろう。
「じゃあ、こう言えばわかるかな。共感するもの、こと。」
あぁ...共感か。
そっちの方がイメージしやすい。
「例えば、君が動きやすい物事。これは、共感しているから心も体も反応しやすいんだ。好きな色、食べ物、音楽、友達...みんな、そうだよ。」
ならば、私が共感するもので、私の周りは形作られてるんだ。
「そう。そして、君を作っているんだよ。共感する考え方、文化、常識、生き方...中には、共感していないのにそれに寄り添ってしまうこともあるだろうけど。」
じゃあ、すべてのことが自分の共感出来ることなら幸せだね。そうしたら、ここも静かでいられるの?」
「違うよ。忘れたの?
あぁ、やっぱり忘れてしまったんだね、hulala... 」
違うって、どういうことだろう。
それから、私はフララじゃなくってウララだよ。
「共感と共鳴は、違うよ。
それは、扇風機の起こす風と、
自然の風とを比べるくらい、違う。」
その声が聞こえた時、風が、さぁっと吹いた。
「共感は、対象があるけれど。
共鳴には、対象がないんだよ。」
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